odhiのブログ

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【日本ダービー 2023】「テン乗り」出場、タスティエーラが、皐月賞の雪辱晴らし、初の快挙!!一方、多くの人に支持された競走馬、スキルウィングが、レース直後に突然死…哀悼の声も。

5月28日、三冠競走としても名高い、競馬の祭典「日本ダービー」が行われました!

競馬 無料画像 に対する画像結果

 

距離2400mを、馬18頭が土煙を蹴立てて競います。

 

優勝したのは、成長著しい3歳の牡馬、タスティエーラで、

 

タイムは2分25秒20で、上がりタイムは33.50でした。

 

ダービーを制したダミアン・レーン騎手が、

 

長澤まさみさんらと記念撮影をされる姿もありました。 

 

タスティエーラは芝適性の高い馬で、

 

スタート直後から中団前方に付け、

 

リズム良くレースを運びました。

 

最後の直線で一気に抜け出し、ソールオリエンスの猛追を受けながらも、

 

位置を守り切って先頭でフィニッシュ!

競馬 無料画像 に対する画像結果

 

ソールオリエンスは、タスティエーラと同じく3歳の牡馬。

 

4月16日に行われた皐月賞では、ソールオリエンスの驚異の末脚に2着に敗れたのです

 

が、今度は譲りませんでした!

 

これは、皐月賞の雪辱を果たす、捲土重来の結果ともなりました!

 

4回目のダービー挑戦で初勝利を飾ったレーン騎手は

 

「速いスタートを切って、いいポジションを取った後はすぐにリラックスできる馬。

 

珍しいくらい、頭の中で描いていた理想のレース運びができた」

 

と喜びを露わにしていました。  

 

テン乗り」でのダービー制覇は1954年のゴールデンウエーブが最後で、

 

長年ジンクスとされてきました。

ジンクス 無料画像 に対する画像結果

 

ですが、

 

「(そんなジンクスは)知らなかった」

 

というレーン騎手は、調教に3週連続でまたがり、

 

厩舎とも細やかな情報共有を重ねて、馬の特徴をつかんできたようです。

 

「毎回一生懸命走ってくれて、プロフェッショナルな馬」

 

と力を出し切った相棒をたたえ、

 

見事、69年ぶりにジンクスを打ち破ったのです!  

 

これまではメンタル面の課題もあったのですが、

 

レースを積むごとに成長してきたようですね! 


堀宣行
調教師は、

 

 

「初めて厩舎に来た時は、とてもいい馬だと思ったが、ダービーで勝つとは想像してい

 

なかった」

 

と目を細めていたようです。

 

15年のダービーで3着に終わった父馬の、サトノクラウンの雪辱も果たし、

 

ホースマンの憧れの祭典で輝きを放ったのです!

 


 

一方、この喜劇の裏側で、同時に悲劇も起こったのです。


前走の、4月29日に行われた青葉賞を制して、

 

2番人気に支持された、3歳の牡馬、スキルヴィングは、

 

レースの中で、直線ではまったく反応しませんでした。

 

17着でゴールすると歩き出し、

 

クリストフ・ルメール騎手が下馬した後に

 

芝コースに倒れこみました。  

 

ルメール騎手は心配そうにスキルヴィングをなでていました。

 

その後、

 

スキルウィングは馬運車で運ばれ、

 

急性心不全で死亡が確認されたのです。  

 

この件については、

 

ネット上でも非常に多くの哀悼の意を示すコメントを見ました。

 

競走馬の心不全という事例は、多くはないと言えど、時々ある事のようです…

 

しかしこの走り終えた局面での、

 

突然死という事態は、

 

この場に関わる誰にとっても、相当なショックを与えるものだと思います。

 

この光景を見ていると、

 

ジョッキーを降ろすまでは倒れられない、といったような、

 

決死の覚悟めいた物にも見え、



そう思うと、思わず涙が溢れ出てしまいかねない、そんな光景ですね…

 

競走馬として、ある種の宿命を背負い、それを全うし、

 

本当に、頑張り切ったんだなあ、と。