odhiのブログ

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【プラハ・マラソンinチェコ】富士通・飯田貴之選手が日本人トップでMGC獲得!

5月7日、チェコプラハ・マラソンが開催された。

日本の有力選手も多数出場した。

青山学院大学元主将であり、

4年連続で箱根駅伝に出走し、2度の総合優勝に貢献した、飯田貴之選手(23)=富士通=もその一人だ。

飯田選手はこのレースを、自身の自己ベストを23秒上回る2時間9分34秒で走り切り、総合5位、日本人トップでのフィニッシュとなった。

そしてこの記録により、10月15日に行われるマラソンの2024年パリ五輪代表選考会「マラソングランドチャンピオンシップMGC)」の出場権を獲得した。

それまでの自己ベストは2時間9分57秒で、大阪マラソンで出した記録だった。

海外の大舞台での、正に世界へ挑戦する上での大きな飛躍となる結果だ。

飯田選手の持ち味はなんと言っても安定感と対応力である。

これは彼のキャリアが裏付けている物でもあり、学生時代の駅伝成績を振り返り、

各出走区間区間順位を見るだけでも、火を見るより明らかである。

1年次:箱根駅伝 8区 区間2位

2年次:全日本大学駅伝 8区 区間7位(27人中)

    箱根駅伝 5区 区間2位

3年次:箱根駅伝 9区 区間2位

4年次:出雲駅伝 2区 区間7位

    全日本大学駅伝 8区 区間3位

    箱根駅伝 4区 区間3位

出雲駅伝は全21チーム、全日本大学駅伝は全27チーム、箱根駅伝は、全21チーム

ラソンは、まず陸上長距離の最長距離の種目に位置付けられ、

さらにロードを走ることから、勾配、気候などの環境の変化が最も激しい種目とも位置付けられる。

このことからも、安定感と対応力は不可欠であり、

この点において飯田選手はかなり適性が高いと言える。

飯田選手が学生時に走った、初マラソン別府大分毎日マラソンは、

30km手前で集団から離れ、結果2時間20分台と、

苦い経験となりはしたが、

当時は「マラソンを走るならば」と想定していた練習量に達せずの挑戦ということもあり、

不安要素が残る中での挑戦だったのだろう。

しかし実業団選手として、量も質も上昇してきて、ようやく

「本領発揮」といった雰囲気だ。これからが益々楽しみでもある。